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INFORMATION

2022/03/31 20:45

スフェーンは高い複屈折率があり、角度によって赤、オレンジ、黄、緑などの異なる色合いを帯びる多色性のある宝石です。光の分散が強く、この光はダイヤモンドよりも強いものなんですね。カットによりそのキラキラ感が存分に楽しむことができます。


スフェーンという宝石名は、ギリシャ語の「スフェノス」から来ており、楔(くさび)という意味があります。このため、和名では「楔石」と呼びます。なぜ楔なのか?というとですね、結晶の形が楔状になっているからです。

ほんとうに鋭い形ですよね。

スフェーンのカラーには、グリーン系とイエロー系がありますが、価値には違いはありません。輝きの強いものが良いとされています。いずれにしても、お好みで選ばれるとよろしいかと思います。4月1日の新着商品では、グリーン系の品を出品しますが、以前にイエロー系も出品していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


それから、今回は特別に展示会でしかお見せしていなかったルースを掲載しますよ。


15.7ctの品です!大きいですよ!先日の横浜ミネラルマルシェでお披露目しましたけれども、パキスタンのバイヤーの方も注目していました。実は今ある当店のスフェーンは、すべてパキスタン産なんですけどね(^^;;

パキスタンのスフェーンは、標高2500メートルのヒマラヤ山脈で採掘されます。明るいグリーンのものが多く、そのままでも美しいのですが、光をあてると火花が散るようにキラキラ輝くものを選びたいですね。

本当に眺めているだけで楽しめる宝石です。ダイヤに勝る輝きというのもうなずけますね。ぜひ、お楽しみいただけましたら幸いです。


【スフェーンの基本情報】
・宝石名:スフェーン
・鉱物種:タンタナイト
・和名:楔石(くさび石)
・色:オレンジ、黄、緑、褐色
・硬度:5〜5.5
・組成:CaTiSiO5
・劈開:強い
・特記事項: