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2022/04/18 16:51
4月18日月曜日の新着商品は「ルビー」を掲載します。
四大宝石の一つで、血液の赤みに似ていることから貴重に扱われてきた歴史の長い宝石です。紀元600年頃のビルマ(現在はミャンマー)では、戦士の御守りとしてルビーを持っていたと伝えられています。
ビルマをはじめ、ベトナム、タイなどアジアで産出されるルビーが有名ですけれども、近年ではアフリカ産のルビーも要注目です。直近60〜70年ほどと歴史は浅いですが、非加熱でも美しい良質なルビーが産出されていますよ。
今回は、アフリカのルビーから、モザンビーク産、マダガスカル産、タンザニア産の品をご案内したいと思います。
およそ2億年前の地球では、ユーラシアとゴンドワナという2つの大陸があり、南半球のゴンドワナ大陸には、今の南米、アフリカ、インド、南極大陸、オーストラリアがあったといわれています。
ちょうど、今のインドの南側がマダガスカルやモザンビーク、タンザニアとつながっていたということですね。インドの南といえばスリランカ。その隣は東南アジア(ビルマ、タイ、ベトナム)ということで、良質なコランダムつながりというのもうなづけます。
それでは、今回ご案内するルビーについて、カンタンにご紹介していきましょう。
モザンビーク産
モザンビークは、21世紀に発見された世界最大級のルビー産地とされています。5億年前の層から大量のルビーが産出されています。ミャンマー産に比べると蛍光性が弱いのが特徴。色味はオレンジとパープルを帯びた赤色が多いです。今回は一点のみ0.67ctと大粒ですが、高すぎることもなく、非常にクリアなルースをご用意しています。
マダガスカル産
マダガスカル産も一点のみ。面白いルースがありましたので、ご案内したいと思います。黒色のインクルージョンが散りばめられていますので、クラリティは低いですけれども、スターのような輝きがとても楽しい逸品です。
タンザニア産
当店がもっとも多く扱っているのが、タンザニア産です。まだ知名度は低いため、とってもリーズナブルなお値段で手にすることができますよ。ご覧いただければわかる、納得のクォリティだと思います。自信をもってお届けいたします。

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今回ご案内するルビーは全部で9点。すべてソーティング付きでお届けいたします。ぜひ、お気に入りの品を見つけていただけましたら幸いです。