INFORMATION
2022/05/21 17:59
こんにちは!
本日の新着商品は「ルベライト」です。
EBiS GEMの記事でご紹介させていただくのは初めてです。
先週の金曜日に引き続き、ルビーカラーのお石をご紹介させて頂きますね。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/490456/blog/0d0e289312152d12a06c1092d13237ba.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
トルマリンの中でも赤色の色相をもつものを ルベライト と呼びます。
実はルベライトは長らくルビーと信じられてきました。
最初に発見された頃、まだ色石の鑑別方法が確立していなかったためです。
名前も、ラテン語で「赤みを帯びた」を意味する「ルベルス」から付けられました。
ちなみにルビーの語源もこの「ルベルス」なんですよ(^^)
そのような経緯があるため、ルベライトはルビーの代用品として扱われてきました。
ここで前回ご紹介したルビーとルベライトの色調を
写真で見比べてみましょう。
こちらがルビーです。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/490456/blog/01d0a8e9b6bd13659e077c8aec594845.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
そしてこちらルベライトです。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/490456/blog/1555780e8795b20af40886076297b0bd.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
どうですか?
とても色調が似ていますよね(^^)
ルベライトの美しい赤色は微量成分のマンガンが発色因です。
ちなみにルビーはクロムが赤色の発色因になっています。
ルベライトはルビーと同じカラット数でも比較的安価なため、
ルビーカラーがお好きな方には、お気に召す一品がありましたら
ぜひご縁を掴んでいただきたいと思います。
ルベライトは元々はブラジルでのみ産出されていましたが、
今ではアフリカ、スリランカ、アフガニスタン、ミャンマーやベトナムなど
世界各地の多くの国から産出されています。
今回ご紹介させていただくお品は、アフガニスタンからやってきましたよ!
赤色系の色石がお好きな方はこの機会に手にしやすい
ルベライトの魅了に触れてみてくださいね。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/490456/blog/71008b3f95dc5bb2ef99b8d93a7c0762.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
今回の品は、ソーティングや鑑別書が付いておりませんが、ご希望により追加で鑑別を承ることができます。
ご入り用の際は、お問い合わせくださいね。
5月23日 よる9時から販売開始します!
ぜひチェックしてみてくださいね。
【ルベライトの基本情報】
・宝石名:ルベライト(ピンクトルマリン)
・鉱物種:エルバイト
・和名:リチア電気石
・色:ピンク、赤色
・硬度:7-7.5
・組成:Na(Al,Li,Mn)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
・劈開:不明瞭
・特記事項: